日々の鍛錬

今日は、ご縁のある先生のクラシックギターのコンサートに行った。

クラシックギターのソロコンサート。。。

中くらい?のホールに、ギターの音色だけ。

勿論マイクもなく、咳払いすら憚られる静寂の中、観客は集中して音の始まりを待っている。

この先生のソロコンサートはもう3度か4度拝聴しているが、

毎回この独特な緊張感に、こちらまで背筋が伸びてくる。

 

クラシックギターのどこかもの悲しく、憂いを含んだ音色は

ダイナミックな演奏とは真逆で非常に繊細に響くのです。

 

弦が5つしかない木で出来た楽器で、あんなに難しい曲を弾けてしまうなんて。

毎度そのことだけでも感動してしまうのですが、

ギターの音色がとても心地よくて、今日はつい数分こっくりこっくり、、、

上質なヒーリング音楽でもあるのかな

 

 

素敵な演奏に耳を傾けながら、日々の行いや生き方が人を作って行くんだな、と思いました。

 

最近、傲慢で身勝手な態度で人を傷つけるという大失敗を犯してしまった私には、

そんな意味でも心に残る演奏でした。

 

なかなか日々の言動を、習慣として振り返ったり反省する機会をもつことは難しいですね。

一日に一度お祈りを捧げたり瞑想をする習慣がない無宗教の人間は、

例えば子どもの寝顔を見ながら、一日のことを振り返ってみるのもいいのかもしれませんねー