日々の心がけ

 

春から長女が高校生になって、気がつくと一日に自分の時間はほぼゼロ。

あれ〜何でこんなに余裕がないのかな、と振り返ってようやく生活の変化のせいかな、って気づいた次第でした。

 

部活の朝練に出かける娘のために朝5時からお弁当作りの生活が始まり、土日も休みなしの生活に疲れ果ててしまい、気がついたらすっかり時間にも心にも余裕をなくしてしまっていました。

他にも保育所の送り迎え時に利用していた駐車場が使えなくなるなど、ここのところ子育て環境を巡る制約が重なり、前にも増して日々の時間に追われてしまっていて、なかなか軌道修正ができずにいました。

働くお母さんはみんな同じ、と自分に言い聞かせてもどうにもこうにも目の前に常に「やるべきこと」「考えるべきこと」「決めなきゃいけないこと」が山積していて、夫にSOSを出してみたり、自分なりの解決方法を見いだしてみたりしても全然うまく回らず余計に空回り、、、

そんな中でも仕事では手を差し伸べてくれる人も出て来てくれたり、夫も前より随分家事をしてくれたり恵まれている環境もあったのに、余裕がないときはそんなこともちゃんと振り返ることができないものですね。

 

様々な葛藤を経て、最近になってようやく自分の生活リズムを見つけ、心構えを見直せるようになった気がします。

生活に慣れてきたのか、覚悟が決まったのか、自分にほとほと嫌気がさして心を入れ替えたのか、色々なことへの執着をやめたのか、おそらく全部なんでしょうね^^

あと、よく言われることですが、何でも完璧にしようと思わないこと。周囲にいる人を頼ること。

頭ではわかっていても、なかなかできるようになるのは難しいことですよね〜

頼れる人がいないことが多い訳ですから。

 

新生活への順応力には人それぞれ違いがあるのかもしれませんね。

赤ちゃんが産まれたり、引越で新たな環境で子どもを育てたり、女性には環境の変化に向き合う場面が多いですよね。

最初から上手にできる人なんていない、そんな当たり前のことを久しぶりに身をもって思ったのでした。

でもいつだって悩むことは人を強くさせてくれたり、成長させてくれますね。

 

そんな中、背中を押してくれ励まされた言葉や音楽たち。

 一つ一つの階段を上がっていくことの覚悟を色々な芸術家やスポーツ選手たちの言葉や作品から受け取ることは、大げさですが、生きる喜びの一つです。

 

錦織選手にマイケル・チャンコーチが言った言葉。

「勝てない相手はもういない」

この言葉が効果を発揮するのは、自分との闘いと努力を積み重ねてきたからこそ。

 

最近お友達に勧められてはまっている「米津玄師」の音楽にも同じく覚悟を感じ、励まされたのでした。

アルバム「YANKEE」、素晴らしい!